日産 ノート e-POWER

日産 ノート e-POWERの人気はどこまで続く
日産 ノートは、コンパクトハッチバックとして高い人気を誇っていますが、その人気の牽引役は、間違いなく日産 ノート e-POWERです。

2016年日産 ノート e-POWERが登場すると、一気に人気が高まり、販売台数で1位を獲得するなど、日産としては20年以上前のマーチ以来の快挙となっています。
日産 ノート e-POWERがこれほどまでに人気が出ている理由は、当然新しいハイブリッドシステムにあります。

電気自動車でありながら充電する必要がなく、搭載されているガソリンエンジンが充電するため、通常のハイブリッドエンジンと同じ使い方ができるという点が受けたようです。
走りも一度味わうとモーター駆動の独特の加速感が多くの人を魅了し、その素晴らしさが連鎖的に広まり一気に日産 ノート e-POWERの人気につながったのでしょう。

そして、燃費や走行性能だけでなく、居住性もしっかりと考えられて作られているのが、日産 ノート e-POWERのイイところです。
通常、コンパクトカーでは後部座席の居住性は決してイイとは言えませんが、日産 ノート e-POWERは後部座席の居住性も考えられていて、大人2人が乗車しても苦痛になるような広さではありません。
店頭で、実際にノートの後部座席に座り、その広さに驚く人は多く、後部座席のシートアレンジで荷物を沢山積めるのも人気の理由のようです。
しかし、日産 ノート e-POWERの車内の質感はそれほど高級感がなく、上級グレードで乗り出しが300万円するようなグレードを選んだとしても、基本的な内装は標準グレードと同じなので、質感は全く期待できません。
4人乗車しても室内空間の広さに不満がなく、そして低燃費であることに加え、大柄なSUVやミニバンでは、駐車場が困るといった方には、かなりおすすめのクルマです。
日産 ノート e-POWERの燃費性能
日産 ノート e-POWERのシステムは、同じ日産のリーフと同じ原理になっているので、走行はモーターのみでエンジン出力は使用しません。
エンジンは、モーター用のバッテリー充電用ですから、エンジンがガソリンを消費する場面は、バッテリーは残量が少なくなった時になります。
日産 ノート e-POWERは、2017年から2019年まで3年連続でコンパクトカーNo1の販売台数となるなど、その人気は絶好調です。
そこで、気になるのが燃費性能ですが、カタログ値はJC08モードで最高37.2km/lと非常に優れた燃費性能を発揮しますが、実燃費は21km/lが平均という結果となっています。
しかし、走り方では30lm/lを超える報告もあり、日産 ノート e-POWERは、走行の仕方で燃費性能に大きく影響が出ることがわかります。
日産 ノート e-POWERの構造は、他のハイブリッド車と少し異なります。
例えばトヨタお得意のブレーキによる熱エネルギーを電気として回収する回生ブレーキではありません。
その代わり、ワンペダルによる回生ブレーキが備わっています。
どういうことかというと、アクセルペダルの操作で、加速とブレーキを行うシステムで、ここに回生ブレーキが使用されています。
通常は、シフトポジションをDレンジにしてアクセルとブレーキで走行しますが、下り坂などではシフトポジションをBにしてドライブモードをノーマルからSモードやECOモードにすることで、アクセルペダルから足を離すと回生ブレーキがかかり、電力として回収されます。

このように、シフトポジションとドライブモードを選択して、アクセル操作のみで燃費を伸ばせる仕組みです。
そのため、通常のガソリンエンジンに乗り慣れた人は、このブレーキシステムに慣れるまで少し時間がかかり、また燃費性能もあまり良くならない傾向です。
しかし、一たび走行方法がわかれば、燃費を向上させる走りができるのも、日産 ノート e-POWERなのです。

日産 ノート e-POWERのバッテリー
日産 ノート e-POWERには、駆動用モーターを動かすリチウムイオンバッテリーと、補機バッテリーの2種類が搭載されています。
このうち、補機バッテリーは、通常のクルマに積まれているバッテリーと同じく3年程度で寿命を迎えるので定期交換が必要になります。ただ、欧州規格のDIN規格バッテリーとなりますから、交換の際は注意が必要です。
そして、この補機バッテリーが寿命を迎えても、日産 ノート e-POWERのハイブリッドシステムは作動しなくなります。
もう一つの駆動用バッテリーのリチウムイオンバッテリーは、バッテリー残量が無くなるとエンジンが始動して充電を行います。
この繰り返しで日産では5年もしくは10万kmのどちらか早く到達するまで新車保証の対象となっています。
今まで、日産 ノート e-POWERのバッテリーが不具合を起こし、交換となったという報告を見かけませんから、日産 ノート e-POWERRのバッテリーはかなり優秀です。
しかし、一たび交換となると20万円以上かかるとも言われています。
日産では、ノートe-POWERをしばらく放置していると、補機バッテリーと同じくリチウムイオンバッテリーも放電しますから、2〜3か月に1回は30分程度走行することを取扱説明書にも記載しています。
ノートe-POWERのバッテリーは、エンジンが充電するシステムで、次第にバッテリーが弱まったとしても、エンジン始動回数が少し増えたぐらいにしか気が付かないでしょう。
そして、完全にリチウムイオンバッテリーがダメージを受けて使用できなくなるころには、クルマのボディもかなりヤラレているでしょうから、バッテリーの寿命=クルマの寿命となるようです。



